プログラム

DICOMO2026のプログラム(発表スケジュール・会場確定版)の公開までお待ちください。

特別招待講演

講演タイトル

「AIと共存する情報社会の数理:オンラインユーザダイナミクスの基礎理論と予兆検知の社会応用」


講演者

 会田雅樹(あいだ・まさき)/東京都立大学 システムデザイン学部 情報科学科教授

略歴

  • 立教大学大学院 理学研究科 前期課程修了(理学修士)、東京大学 博士(工学)
  • 通信トラヒック理論、ネットワークの自律分散制御、オンラインユーザダイナミクスの研究に従事
  • 電子情報通信学会フェロー

近年、情報ネットワーク研究では、大規模データに対するAI解析を中核とするデータ駆動型アプローチが急速に発展しています。一方で、科学技術の健全な発展には、理論と実証の相互補完が不可欠です。本講演では、データ駆動型のAI解析と基礎理論を相互補完させるという意味で「AIと共存」と捉え、オンラインユーザダイナミクスの基礎理論と予兆検知の社会応用の展開例を示します。 まず、局所性と因果律に基づく振動モデルを紹介し、ネット炎上のようなユーザダイナミクスの過熱現象に先行して低周波の「うなり」が顕在化するという理論予測を述べます。次に、検索トレンド等の時系列データに対する周波数スペクトル解析によりこの予測を検証し、予兆検知指標として整理します。さらに、企業関連ニュースの早期検知と株式投資シミュレーションを例に、FinTechをはじめ流行予測・防犯・情報セキュリティへの展開可能性と、説明可能な意思決定支援の展望を議論します。

 

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