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マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2012)シンポジウム

セッション 8D  実世界指向システム
日時: 2012年7月6日(金) 10:45 - 12:50
部屋: 剣梅鉢の1
座長: 廣森 聡仁 (大阪大学)

8D-1 (時間: 10:45 - 11:10)
題名地磁気・加速度センサを用いたスキージャンプ選手のモーションモニタシステムにおける距離測定方式
著者*佐藤 永欣, 高山 毅, 村田 嘉利 (岩手県立大学)
Pagepp. 2122 - 2128
Keywordスキージャンプ, 飛距離自動測定, 地磁気・加速度センサ
Abstract我々は、スキージャンプ選手の踏み切り動作を定量的にモニタするため、地磁気・加速度センサを用いたモーションモニタシステムを開発している。本システムは、スキージャンプ選手の腰、太もも、足首に地磁気・加速度センサを装着し、踏み切り動作を膝や腰の角度の変化として測定する。測定された角度の変化は、直ちに指導者が確認し、踏み切りの良し悪し、タイミングなどを選手に伝えることができる。従来、練習においては飛距離を測定できていないという問題があった。そこで我々は、本システムに飛距離の自動測定機能を追加した。本論文では、飛距離を自動的に測定する方法について述べる。

8D-2 (時間: 11:10 - 11:35)
題名観測データの空間補間を利用した施設園芸環境の可視化・制御システムの提案
著者*松野 智明 (静岡大学大学院 情報学研究科), 串岡 聡 (静岡大学 情報学部), 今原 淳吾 (静岡県農林技術研究所), 福田 宗弘 (ワシントン大学ボセル校), 水野 忠則 (愛知工業大学情報科学部), 峰野 博史 (静岡大学大学院 情報学研究科)
Pagepp. 2129 - 2136
Keyword可視化システム, 制御システム, センサネットワーク, 空間補間, 施設園芸環境

8D-3 (時間: 11:35 - 12:00)
題名Webカメラを用いた農業体験学習支援システムの開発と評価
著者*高木 正則 (岩手県立大学), 吉田 昌平 (岩手県立大学大学院), 中村 武道, 山田 敬三, 佐々木 淳 (岩手県立大学)
Pagepp. 2137 - 2143
Keyword学習支援システム, 農業体験支援, モニタリング, e-Learning
Abstract近年,小学校では農業体験学習が盛んに行われている.しかし,農業体験学習に十分な授業時間を確保できないことが問題となっている.そのため,児童は農地に行く回数が限られ,農作物の成長過程を観察する機会や,農家の苦労を知る機会が少ない.そこで,我々はWebカメラを用いた農業体験学習支援システムを提案する.本システムでは,農地にWebカメラを設置し,定期的に撮影される写真や人の動作を検知して撮影される写真を携帯電話の3G回線を経由してサーバに自動的に蓄積することで,農作物の成長過程や農家の農作業の把握を支援する.本研究では,農作物の成長過程の記録と観察が可能なプロトタイプシステムを開発した.本システムでは,農地で撮影された最新画像の閲覧や撮影された全画像の早送り再生機能,観察日記機能などが提供されている.平成23年5月からは岩手県の小学校で実施されているリンゴの農業体験学習に本システムを利用してもらった.その結果,我々のシステムが児童のリンゴへの興味を喚起し,リンゴの育ち方を学ぶのに役立っていたことが示唆された.

8D-4 (時間: 12:00 - 12:25)
題名ユーザ検出を用いたマーカレスARによるユーザ追従型アプリケーション
著者*村岡 諒, 安達 功喜, 盒 晶子 (仙台高等専門学校)
Pagepp. 2144 - 2152
Keyword拡張現実, マーカレス, ARアプリケーション, Kinect, PTAM
Abstract拡張現実(Augmented Reality:AR)は現実空間にアノテーションを重ね合わせて表示する事で利用者の活動を支援する技術であり,その現実空間との親和性の高さから作業支援や観光案内等の身近な分野での活用が期待されている.ARの実現には画像解析やCG描画等の高負荷な処理が要求されるため,これまでは高性能な設備を持つ機関で研究されるに留まっていたが,近年の個人向けコンピュータの高性能化やARアプリケーション開発ライブラリの登場等によりAR普及の基盤が整備されつつある.その一方で,ARアプリケーションを利用するためにはカメラや計算機の設定,適切なマーカの印刷や配置等の煩雑な事前準備が必要とされ,利用対象のユーザが限られているのが現状である.そこで我々はユーザの事前準備を極力排除し,ARを直感的に体験できるアプリケーションにより多くのユーザへのARの認知促進,延いては誰もが気軽に利用できるARアプリケーションの方向性を示すことでARの発展を目指す.