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マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2011)シンポジウム

セッション SP  特別講演
日時: 2011年7月7日(木) 14:50 - 15:50
部屋: クリスタルホール
座長: 小花 貞夫 (国際電気通信基礎技術研究所 適応コミュニケーション研究所)

SP-1 (時間: 14:50 - 15:50)
題名(特別招待講演) 小惑星探査への挑戦 − 「はやぶさ」から「はやぶさ2」へ −
著者*吉川 真 (JAXA)
Pagep. 1720
Keyword惑星探査, 小惑星, サンプルリターン, はやぶさ
Abstract小惑星探査機「はやぶさ」は、7年間余りの宇宙の旅を経て、2010年6月、地球に帰還しました。自分自身は燃え尽きながら、カプセルを地球に届けるという使命を果たした「はやぶさ」。数々の世界初に挑戦した「はやぶさ」は、まさに波瀾万丈という言葉がぴったりのミッションでした。このミッションによって、技術や科学において大きな成果を挙げましたが、我々はそれ以上のものを獲得したと言ってよいと思います。そして、今、「はやぶさ」に続くミッションとして「はやぶさ2」が本格的にスタートしました。「はやぶさ」が試みた技術をより確実なものとし、更なる世界初や新しい科学に挑戦するミッションが「はやぶさ2」です。ここでは、「はやぶさ」ミッションの7年間の軌跡とその成果について報告し、そして、「はやぶさ2」として計画されていることについて紹介します。